日々の事。ときどき映画

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映画「17歳」感想

フランソワ・オゾン監督の映画です。

この映画を観た後、よくわからない気持ちになりました。

主人公の気持ちがわかるようなわからないような。

分かる気もするし、でもやっぱり分からない。

 

海辺で彼女が自分を見ているもう1人の自分を見るところが一番印象的でした。

あの感覚は何となく分かる気がします。

 

自分を客観的に見ているもう1人の自分が心の中にいて、自分を冷ややかに見ている。もう1人の自分が自分を軽蔑している気がして、自分が何者なのか分からなくなる。自分が自分でないような、よく分からない混乱した気分になることたまにありますよね。

 

自分がしていることが何なのか、どうしてしているのか、何をしたいのか、そもそも一体自分とは何なのか。

 

彼女が休暇を終えた後、売春を始めたのが何故なのか、それは理解できません。多分17歳だった頃の私が、彼女ほど繊細ではなかったから。

 

何故なのか、理由をはっきりさせないところがこの映画のすべてなのだろうと思います。何故なのか、それを思い思いに考えることこそが、この映画の楽しみ方であって、答えなんてないのでしょう。

 

ラストの若い娘と老いた女の対比も、私にはよくわかりませんでした。どちらも美しい、そういう意味でしょうか?

 

それにしても主人公が美しい。