日々の事。ときどき映画

日々のことなどいろいろ書いていきます。

初めてゴダール映画をみたよ

初めてゴダール映画みました。

 

観たのは"女は女である"です。

アンナ・カリーナはお写真をちょくちょく見ていたため以前から知っていました。

この映画を観るきっかけとなったのもアンナでした。初めはファッションから入り、次第にアンナ・カリーナ、その人自身に興味を抱くようになり、この映画をみて更に好きになりました。

本当にカリーナは可愛い。

それに尽きます。多分何しても可愛いのだろうなと思います。

 

そして私はゴダール映画好きかもしれないと感じ始めました。

調べたところによると、難解と言われるゴダール映画の中ではこの作品は明るくて楽しい作品だそうで、まだ断言はできないのですが、恐らくゴダール映画好きそうです。

今まで私はどちらかというと映画のストーリーに重きを置いてみてきました。そうでないものもいくつかあって、このシーンが好き!みたいなのは今までにもありましたが、自分でそのことをはっきり意識したことはありませんでした。

しかし、これをみて映画はストーリーだけじゃないということを改めて感じました。

そういえば私が何度も観る映画は、好きなシーンがあったり、役者のふとした表情や動作、何気ない音が印象的だったりするのが多かったかもしれません。"シルビアのいる街で"とか"美しいひと"とかがその部類でしょうか。"ロシュフォールの恋人たち"や"シェルブールの雨傘"や"ティファニーで朝食を"なんかもそうでしょう。それから"ジンジャーの朝"とか"シンドラーのリスト"とかも。"風と共に去りぬ"にもそういう部分はあるし、どんな映画にも何かしらそのような面があります。

 

"女は女である"には印象的なシーンがたくさんありますが、なかでもとびきりお気に入りなのは、アンジェラとエミールの本の表紙で罵り合うシーン。ランプをわざわざ運んで本探しをするのがたまらなく好き。それからアンジェラが帰宅してから家事をするシーンも好きです。アンナがかわいい。

 

役者がカメラに視線を向けたり挨拶したりウインクしたりするのも楽しいです。

 

"ピアニストを撃て"や"勝手にしやがれ"が出てくるのも遊び心が面白いし、役者の動作がいちいち面白い。

 

そして動作が繰り返されるのもいいリズムになっていました。

 

私がよくわからなかったのはアンジェラと友人が男って馬鹿よねみたいな話をしているときに通りすがりの人たちが批判するような厳しい目で見てきて、まるで自分が睨まれているように感じる撮り方がされていた点。党の話が出ていたから、その辺りの政治に対するゴダールの嫌味を織り交ぜていたのかどうなのか。それとも男がどうとかそういう話なのか。もしくは特に意味はないのか。

 

それからアンジェラとエミールのそれまでの映像がいくつか切り取られてフラッシュバックされるのにもどんな目的があったのか。

わかるようでわからない。楽しい。

 

こういうわかるようでやっぱりわからない系の映画好きです。

 

どのカットも意味がわからないようで絶対何かしら監督の意思があるし、それをああやって編集して意味あるものにまとめ上げるのがすごいと思います。

天才なんだろうな。

 

というわけで次は"気狂いピエロ"と"勝手にしやがれ"観ます。

ヴィヴィアン・リーとゼルダ・セイヤー 〜ある2人の女性の類似〜

映画"風と共に去りぬ"で有名なヴィヴィアン・リー

そして、

ジャズエイジ、"アメリカで最初のフラッパー"として有名なゼルダ・セイヤー。

 

私はこの二人についてよく知っているというわけではない。

しかし、二人の経歴を少しだけ調べたことがある。

 

ヴィヴィアン・リーについて調べた理由は、私が風と共に去りぬスカーレット・オハラの美しさに魅了され、その中の人であるヴィヴィアンに興味を持ったからだ。

 

ゼルダ・セイヤーについては彼女の伝記的なドラマを覗いた際に実物はどのような人だったのだろうと興味が湧いたからだ。

 

ゼルダ・セイヤーのことを知ったのはごく最近だ。

しかし経歴をみてみると、すぐに誰かに似ていると感じた。

そしてそれがヴィヴィアン・リーであることに気づいた。

 

私は勿論実際のヴィヴィアン・リーゼルダ・セイヤーにあったことがあるわけではない。

ちょっとネットで検索してみただけでさほど詳しい訳でもない。

しかし、ちょっとみたところによると彼女らの人生は似ているところがあるのである。

 

まずヴィヴィアン・リーは最初の夫と別れて俳優のローレンス・オリヴィエと再婚。ローレンスとは結婚前から舞台や映画で共演し、結婚後も共に舞台で各地をまわったり映画で共演したりしている。

その後ローレンス・オリヴィエはナイトの称号与えられ、ヴィヴィアンもナイト爵夫人としてレディの称号を許される。

一見、公私ともに順調と思われた二人であったが実はそうではなかった。

シェークスピア俳優として有名なローレンスはヴィヴィアンと共に舞台をしていたがその演技に対する評価は賞賛ばかりではなかった。

夫ローレンス容姿の良さばかりで演技がなっていないなどの酷評をされた。ヴィヴィアンにも同じような評価がされることがあった。しかしヴィヴィアンに対しての酷評は声に対するものが多かったようだ。ヴィヴィアンの声はか細く、舞台では後ろまで声が届かないなどといった評価をヴィヴィアン本人は気にしていた。ヴィヴィアンは舞台に不向きではないかと言われることは、ヴィヴィアンにとって、夫の演技に対する酷評よりも重く厳しいものに思えたようだ。ヴィヴィアンは風と共に去りぬで映画で成功したが、夫は舞台で芝居をしている。ヴィヴィアンの舞台における評価が厳しいものである以上、夫と舞台で共演する身としては苦しいものであった。さらに夫は功績を評価されナイトの称号を得たのだ。ヴィヴィアンはアカデミー賞を受賞しているが、そのことこそがヴィヴィアンの女優の道の妨げとなっているところがあった。何を演じてもヴィヴィアンは風と共に去りぬのスカーレットにしか見えないと言われたのだ。ヴィヴィアンは夫の成功と自分への評価を比べて苦しんだ。さらに夫婦の間にはなかなか子供が生まれなかった。ヴィヴィアンは映画の撮影中に流産したのだ。この事はヴィヴィアンに大きなショックを与えたと思われる。

こういった経緯もあり、ヴィヴィアンは次第に精神を病んでいった。

ヴィヴィアンは浮気、狂言など奇行をするようになり、激しく暴れる時期とひどく落ち込む時期と繰り返すようになった。彼女は暴れているときの自分が何をしたか、冷静な状態に戻った時に覚えておらず、自分がしたことを知りひどくショックを受けることもあったという。ヴィヴィアンは恐らく双極性障害だった。

ヴィヴィアンはその後治療を受けたり入院したりしているが、ヴィヴィアンの世話に疲れ果てた夫ローレンスはヴィヴィアンと離婚する。

 

ヴィヴィアンが精神を病んだ原因は一つではないだろうがその中の一つに夫の成功に対する劣等感があったのではないかと思う。

ヴィヴィアンは夫の成功だけでなく自分自信で成し遂げた成功を欲しがっているようだった。

ローレンス・オリヴィエと結婚してからのヴィヴィアンは夫に対してライバル意識を持つようになっていた。

 

夫にもたれかかって得た名声や注目でなく、自分で成し遂げて自分で掴み取る成功を欲した点こそが、ヴィヴィアン・リーゼルダ・セイヤーの類似点だと思う。

 

ゼルダ・セイヤーも結婚後しばらくはジャズ・エイジとして夫ともに注目を浴び、成功して誰もが羨む派手な生活を送っているかに思われた。

しかし実際は夫とは公では幸せそうに装ったが人目のないところでは激しい口論があったという。

夫は作家として成功したものの次から次に作品を発表しても幾ら評価が高くとも売れない本もありなかなか金銭的には厳しい時期もあった。

さらにゼルダは自分でも書き物をしており度々記事のようなものを頼まれて書くこともあった。

夫は自身の作品の中に妻ゼルダの日記をそのまま引用したことがありその事はゼルダを怒らせた可能性がある。

それだけでなく夫は飲酒の量が尋常でなくそのために激しい喧嘩をすることもあった。

ゼルダ自身もおとなしく黙っているタイプではなかったと考えられる。

このような結婚生活の中でゼルダは精神を病んでいった。ヴィヴィアンと同じ双極性障害のような症状であった。

ゼルダは一度だけ自身の結婚生活を題材にした本を出版したことがある。

その題材は夫も自分の作品に取り入れようとしていたものであり、先に妻が使ってしまったことを責め立てたという。

ゼルダの本は思ったようには売れなかった。

ゼルダは落ち込んだだろうがその後も本や絵の創作に励む。

ゼルダをこのように創作に駆り立てていったのは、

夫に対するライバル視と自分自身で成し遂げるものを欲していたことではないかと考えられる。

 

ヴィヴィアン・リーゼルダ・セイヤー、

この二人に見られる精神はフェミニズムの先駆けのように思える。

 

夫に隠れた存在ではなく彼女ら本人の成功を求めた生き方には興味を持たずにいられない。

 

 

 

 

 

 

ラ・ラ・ランド 映画"LA LA LAND"感想

 

イムリーな映画、観てきました。

 

 今日アカデミー賞の発表がありましたね。

アカデミー賞大本命と言われていた「ラ・ラ・ランド」ですが、前代未聞のハプニングがあり一時は手にしたかに思われたアカデミー賞作品賞を逃しました。

 

なんと、プレゼンターに渡された結果の紙が作品賞なものでなく主演女優賞のものだったのです。

プレゼンターはエマ・ストーンの文字と共に書かれたラ・ラ・ランドの文字を読みました。

 

しかし本当の受賞作品はムーンライト。

ラ・ラ・ランド関係者は舞台に上がりスピーチまで始めたのに、事実を知らされ後ろに下がりました。

流石に可哀想でした…。

 

 

ここからネタバレあるのでまだ観てない方はご遠慮下さい。

 

 

私は天邪鬼だからなのか、良いと言われるものにはあまり期待しません。

実際これまで期待して観た映画にはがっかりし、あまり期待せずに観た映画の方が好きになること多かったので。

それに実は、期待はずれだったという感想もラ・ラ・ランドを観る前に聞いていたのであまり期待せずに観に行きました。

 

さて、感想を。

冒頭はカラフルな服装の人たちが夢と希望の歌を歌いながら踊ります。ここはこの映画の導入となっています。

出だしはまあまあだな、と思いました。

しかし、ストーリ前半。

どうもテンポが悪いような…と感じ、正直に言うと退屈してしまいました。

なんというか、ぶつ切り感があり流れが悪く心地悪い。

 

でも映画は割と最初はつまらないけど後から面白くなることあるよね!と自分に言い聞かせ、我慢しました。

 

すると期待した通り、後半になってだんだんとテンポの悪さを感じなくなりました。

セブとミアが付き合いだしてからいい感じに楽しめるようになりました。

 

夢と希望に溢れた二人。セブもミアも夢追い人。

二人はお互いにうまくいかない夢を持ち、多分それ故に惹かれ合った。

 

 

 

夢や希望はとっくに捨てた意地の悪い人ならきっとこの二人にこう言ってやりたくなるでしょう。

 

人生夢だけじゃ生きてけないよ。夢を追いかけられるのはお金と時間、そして強運のある人だけだよ。

 

 

実際セブもこれに気づいてしまいます。

やはり夢だけでは、愛だけでは生きていけません。

どれだけ純粋で無邪気な夢を持っていても、現実とは残酷です。

 

セブは自分の好きなジャズのお店を開いてミアは自作自演の舞台をつくって成功させる。

これが夢だったはずなのに、セブは生きるために信念を曲げてバント活動をします。

これが原因となり二人は喧嘩し、ミアはセブと住んでいた家を出ていきます。

 

でも多分セブは夢を捨てたわけではなかったんです。

非現実的な夢を持ったまま夢を夢で終わらせるのではなく、実現させるためには嫌なこともしなければならないと感じたのではないかと思います。

セブにとってはこれも夢の実現のための道。

でもそのことによってミアと一緒に過ごす時間を犠牲にしなければならない。

それにミアにはセブがなぜ嫌いなはずのバンドを続けるのか理解できない。

 

お互い愚かだと言われてしまうような夢を持ち、夢を捨てられない不遇の人だったはずの二人。

出会ったときは同じスタートだったはずなのに、セブの方が先に大人になってしまった。

 

ミアの舞台にセブは来ず、数少ない観客に舞台の酷評をされてしまったミアは傷ついて実家へと帰ってしまいます。

 

破局した形の二人。

しかしミアの舞台を観た人の中にミアを評価する人がいて、その人が映画のオーディションにミアを呼ぶためにセブに連絡してきます。

セブはミアにオーディションを受けるように説得するものの、これ以上傷つきたくないからと断るミア。

セブは俺が納得できる理由がないならオーディションを受けろと言ってオーディションの日にミアを迎えにきます。

 

 

結果的にミアはオーディションを受け、合格して女優の夢を叶えます。

 

5年後、ミアはセブではなく他の男性と結婚しており、その夫と食事に入った店で衝撃を受けます。

なんとそこはセブの開いた店だったのです。

しかも店名は付き合っていた頃にミアが考えたもの。

ミアに気づいたセブはミアとの思い出のピアノの曲を弾きます。

 

 

ここからがこの映画の全てでした。

 

ピアノの曲と共にセブとミアの頭に浮かぶのは理想の夢でした。

 

二人の出会いは曲を褒めようとしたミアにセブが八つ当たりするのではなく、キスをするというロマンチックな出会い。

 

セブへのバンドの誘いには見向きもしないで楽しい日々を二人で過ごし、ミアの舞台は満席で拍手喝采大絶賛。そこには勿論、人一倍大きな拍手をするセブがいる。

舞台の後すぐ、舞台の成功を喜び合うセブとミア。

 

女優になる夢を叶えてパリで撮影するミア。

パリでは素敵なジャズが聴ける。

ミアとセブは一緒にジャズを聴く。

 

二人は結婚し、子供にも恵まれる。

幸せな結婚生活の中、ミアは夫と通りがかりの店で素敵なピアノの曲を聴く。

その夫とは勿論セブ。 

 

 

これが理想の夢だった。

これが夢だったはずなのに。

どうしてミアの隣にいるのがセブではないのだろう。

どうしてセブの隣にいるのがミアではないのだろう。

 

出会ったときは純粋に夢を持ち、希望に溢れていた。

そしてその夢を叶えたとき一緒にいるのはお互いにお互いだと信じていた。

それなのに現実は違う。

確かにお互いに夢は叶えた。

でも理想ではなかった。

そばにいるのがお互いでないなんて出会った頃は知らなかった。

 

夢のために二人の愛を諦めたのは確かに自分たちだけれど、それでもやっぱり完全には忘れられない。

 

こうして夢が叶った今、そばにいるのがお互いだったらよかったのに。

 

でもこれでよかったんだ。

何かを得るには何かを犠牲にしなければならないことがある。

夢を叶えるためにはこうするしかなかったのだから。

 

こういった想いが伝わってきて、最後の最後で圧倒されました。

 

人には誰しも、こうしていればよかった、あんなことするんじゃなかった、と後悔することがあると思います。

でも全てを手に入れられるほど人生は甘くない。

私には予想外だったのですが、この映画は夢だけでなく現実も人生として描いていました。

 

全く別物ではあるのですが、ラストの切なさとかがちょっとだけシェルブールの雨傘に似てるな〜と思ってしまいました。

でもあれとは違うんです。

私の解釈では、シェルブールの雨傘ではジュヌビエーヴはラストで幸せではないですから。

セブとミアは犠牲にしたものもあるけれど、夢は叶えましたから。

 

 

こうして最後に振り返ってみると、夢と希望を象徴する冒頭シーンも退屈だと感じた前半も夢と希望でふわふわしていた二人の初めてのデートのシーンも二人の喧嘩とすれ違いも全部必要で、このラストのためにあったんだと感じました。

 

結局いらないシーンなんてなかったと思うし、意味がある映画でした。

元々あまり期待せずに観たせいもありますが、期待以上でした。

 

私の個人的な感想でしかありませんが、前半のテンポの悪さは私が期待したミュージカルの畳み掛けるような派手さがなかったからかなと思います。

私は淡々としたフランス映画が好きなのですが、この映画の前半はフランス映画特有の淡々とした雰囲気でもなければスケールが大きくて派手なミュージカルの雰囲気でもなかった。

冒頭は確かにミュージカル感ありましたが、その後のストーリー前半が勢いに欠けていたと思います。

ワンカットで撮ったというなら確かにすごいとは思うけれど、観ている側としてはもっと畳み掛けるような勢いと流れが欲しかった、という感じです。

とはいえ、ラストの二人の理想の夢の部分は演出も良かったし勢いもありテンポも良かったです。

 

別に俳優の歌やダンスを貶してるわけではないんですよ。

二人ともうまかったし、ものすごい努力があったんだと思う。

でも映画の宣伝の仕方が違うんじゃないかと思います。私だけかもしれないけど、あの宣伝文句をみると、夢と希望に溢れててド派手ででハッピーなエンターテイメント映画なのかなと思ってしまう気がします。

でも実際にみてみると印象が違いました。

実際にみてみると、夢と希望のエンターテイメントとしてのミュージカル映画というより、現実を描くためにミュージカル形式を用いて効果的に表現したよという感じの映画でした。

逆に意外性を持たせたいという狙いがあったのかもしれないし、私が勝手に誤った捉え方をしていただけかもしれないし、なんとも言えませんが。

 

 

話を戻すと、色彩や冒頭の演出もよかったと思います。

また、ミアとうまくいかなくなってしまったセブに度々姉だったか妹だったかの幸せな家庭の状況が知らされるところとか効果的だと思いました。

 

 

この映画にもしもナレーションが入っていたら、ここまで楽しめなかったと思います。

詳しい説明がないからこそ、面白かったです。

そして夢と希望でハッピー!!

というだけでなく、現実もきちんと描いたところにこの映画の意味があると思います。

 

 

それぞれ観た人によって色々な感想があると思います。

これで私の勝手な感想を終わりたいと思います。

 

海外ドラマ「REIGN/クイーン・メアリー」シーズン2ネタバレ感想後半

ネタバレなのでご注意下さい。

 

シーズン2ではコンデ公がメアリーへの愛を告白し、メアリーも応じ、そこから色々問題が起こります…。

 

コンデ公とメアリー

シーズン2前半、傷つきまくったメアリーはなんと、フランソワを裏切りコンデ公に走ります。

やめて〜!!な展開です。

メアリーもよくわからん…。

フランソワはメアリーの傷が少しでも癒えるように、2人の仲を認めるようなことを言いますが、勿論本心から許したわけではありません。

でもメアリーは、許しが出たら嬉々としてコンデ公の元に行きます…。

う〜〜辛い。

この関係はお互いに身を滅ぼすことになりかねないとわかった上でコンデ公を選んだメアリー。

でも、フランソワとフランスかコンデ公、どちらかを選ばなければならなかったとき、メアリーはフランソワとフランスを選びます。

そこはちょっとコンデ公に同情しました。

メアリーはコンデ公を切ることで、自分の地位などは失うことなく、身を守った形。

勿論、コンデ公を失うことにはなりますが、やり方が酷いな〜と感じました。

それでも私は正しいことをした、みたいなメアリーのスタンス、ちょっと無理があるように思います。

 

フランソワとメアリー

シーズン2は前半もそうですが、後半も2人の仲は最悪な状況です。

メアリーはコンデ公にいってしまうし、挙げ句の果てにはフランソワもフランスも捨てて、コンデ公とスコットランドに行こうとします。

これには流石にフランソワもメアリーに愛想を尽かしたかに思えたのですが、メアリーが最後の最後でフランソワを選んだ後、フランソワはメアリーを許す方向にいきます。

シーズン2ではすっかりフランソワに同情、メアリーに怒りました。というか、不信感?

シーズン2前半ではフランソワがメアリーを突き放すような態度でしたが、それはメアリーを守るため、でした。

しかし後半のメアリーの場合は、確かに簡単に癒えない傷を負ったためではあるかもしれませんが、それ以上に、メアリーの個人的な浮気心のような気がしてなりません。

もっと他に傷を癒す方法はなかったのか?と思ってしまいます。

 

フランソワはメアリーがコンデと関係を持っているうちに病で倒れます。

カトリーヌはメアリーの裏切りに怒り心頭ですし、フランソワが倒れたのがメアリーの裏切りを知った直後でもあったため、フランソワが倒れたのはメアリーのせいだと責めます。

 

今まではカトリーヌよりメアリーの味方でしたが、ここではもうしょうがないよね、そう言われても…としか思いませんでした。

(まぁカトリーヌはカトリーヌでメアリーが立ち直るのを助けると言いながらも自分が毒に侵されたり、ナルシス卿との付き合いで忙しかったりと、あまりメアリーを気にかけている様子はありませんでしたが…)

カトリーヌは、メアリーの裏切りを知る前にはナルシス卿にメアリーに情が湧いたと言っていたりもしました。

 

さて、メアリーがフランソワの元に戻った後、 フランソワはメアリーを腕に抱きながら何やら悲壮な表情で考え事をしています。フランソワ、病から立ち直ったと思いきや、実は深刻な病状であるようです…。折角メアリーとの仲が戻ってきたところなのに(;_;)

 

バッシュとケナ

ここは悲しい展開に😭

私、このカップル好きだったので…。

始まりは最悪だった2人。でもお互いに歩み寄ることで絆が生まれ、折角ラブラブになったのに…。

ここはなんというか、仕事人間の夫に不満を持つ妻の気持ちが離れつつある時期にそれとは別に大きな溝ができ、それが決定的となってどんどん離れていった感じ。

実はケナ、まだバッシュと結婚することになるなんて想像もつかなかったであろう時期に、バッシュの母親を嵌めようとしていたんです。それはバッシュの命にも関わるようなこと。

これを知ったバッシュは、すぐには許せなかったんです。でも時間を置いてから、ずっとこれからも夫婦なんだから仲直りしないとなって言いました。

だけどバッシュに恨みを持ち、2人の仲を裂こうとする人物がいたり、色々あって2人は破局してしまいます。ケナは無理やり結婚されられ、バッシュもメアリーが好きなのに振られた挙句に無理やり結婚されられお互い辛い思いをしたものの、支え合える関係となれたのに勿体無いといういうか…とにかく悲しい…。

 

でも最後にケナはどこかの国の王子に出会い、狙ってる感じになってました笑

バッシュはバッシュで魔術を使う女性と出会い、結構気に入ってる様子。ただ、その女性はあやしくて火あぶりになりそうになりましたけど。その人は逃げましたが、どうやら火あぶりの痛みをなぜかバッシュまで感じたようです。女性があやしい儀式を行っていたので多分そのせいです。

どうなるのでしょうね。

 

ところで、シーズン3、4にケナが出ているのか気になります。3、4のトレーラーとかちょっとみたりしてたんですが、ケナが出てくる気配がありませんでした。といってもちょっとしかみてないのでわからないんですけど。

流石にこのまま終わりでは伏線の収集できないので多分出てくるとは思いますが。

 

グリア

娼館のマダムとなったグリア。

クロード王女のお供となった元厨房のボーイ、レイスがその事を知るのですが、一生刑務所から出てこれないであろうカッスルロイ卿とグリアの結婚を無効にし、グリアと結婚したいと考えます。

しかし、折角なんとか結婚を無効にできたのに、グリアはレイスの求婚を断ります。

これにはびっくり!

グリアもレイスのことは変わらず好きなようです。

でも築き上げてきた仕事を手放すことはできないとのこと。

なんで〜〜!!

もう。

本当に相思相愛、純粋に愛し合ってる感じが好きだったのに。結局グリアの愛はそんなもん?となってしまいました。

でもグリアにも訳があるんだよね…。

 

元々自分のためでなく家族のために結婚する運命だったグリア。更に結婚しても安定はなく、夫の考えに合わせなくてはならないし、一瞬にして財産も地位も失ってしまった。どん底から這い上がるために自ら立ち上がり、誰かに頼って生きるしかなかった時とは異なり初めて自立することができ、誰にも奪われない自分だけのものを手にした。

多分グリアは自立した方が幸せであると知ってしまったんだと思います。

愛を語る面では残念だけど、自立する女性としてグリアをより好きになりました。

というか、グリアのようなある程度地位のあって裕福な生活を送っていた女性があそこまで逞しく生きることができるのにびっくりしました。

過去にすがって打ちひしがれるのでなく、過去を忘れて前を向けたグリアかっこいい。

 

 

イングランド女王エリザベスが登場…!!

最後の最後にエリザベス登場。

フランソワの息子を誘拐し死んだと思わせたことでフランソワから激怒され、関係を絶つと言われたカトリーヌが全てメアリーのせいだと復讐に燃え、なんと敵国、イングランドの女王エリザベスに共にメアリーを倒さないかと持ち掛けます。

 

いよいよメアリーとエリザベスの対決が始まりそうです…。gkbr😱

 

 

 

 

   シーズン1の始めの方でメアリーと女官たちが宴で裸足で踊るシーンがあるのですが、そこがもう1回観たい!そこで初めてフランソワがメアリーに惹かれるんですよね。幼い頃メアリーとフランソワが一緒に過ごした思い出を2人とも思い出し、心が通じ合います。その前にメアリーはバッシュとも目が合います。そこでバッシュのメアリーに対する好意も察します。あとカトリーヌが、スコットランドに乗っ取られたわね、みたいなこと言うのも地味に好きです笑

 

色々と思い出してまた観たくなるシーンが多々あるんですよね。

それと、シーズン2前半くらいまではフランソワかっこいいと思っていなかったのでもう一回観返してフランソワを堪能したいです(笑)

シーズン2後半くらいからフランソワの笑顔可愛い素敵と思うようになったので🤚

 

楽しいですよ、クイーン・メアリー。

 

 

 

 

海外ドラマ「REIGN/クイーン・メアリー」シーズン2ネタバレ感想前半

シーズン2前半はメアリーが可哀想な感じでした。

あんなにラブラブだったメアリーとフランソワ、なんと夫婦仲が壊れてしまいます。

でもこれには訳があって。

シーズン1でフランソワは父である王を暗殺しますが、そのことをある有力な貴族に知られてしまいます。正義を優先し、貴族を蔑ろにするフランソワとメアリーのやり方に不満を持つナルシス卿です。ナルシス卿は権力に強欲なため、フランソワを脅して思い通りに操ろうとします。

フランソワは先王殺しを暴露し、自分とメアリーが処刑されると脅されて、自分の信念やメアリーの意見を無視して政治を進めます。

このためメアリーとの信頼関係は崩れ、フランソワ自身も苦しみます。

 

フランソワとメアリーにはなかなか子供を授かることができません。

メアリーになぜ自分の意見を無視し、避けるのかと問いただされた時、勘違いしたメアリーに乗っかり、メアリーが出産できないことを絶望していると言ってしまいます。フランソワはナルシス卿に脅されていることを知られるとメアリーを先王殺しに巻き込んでしまうことになるので、嘘を言ったわけですが、これにメアリーは深く傷つきます。

メアリーは流産した後でもあったため、すごく可哀想でした…。

フランソワも本心ではないし、メアリーを守るための嘘であったけれど、お互いに修復困難になるほどの溝ができてしまった感じです。

 

バッシュも、あんまり嫌われると仲を修復できなくなるぞってフランソワに忠告していたり。

あ、ちなみにバッシュは王の副官となりました。なにやらまた森に潜む危険に挑んでいるようです。 

もうナルシス卿のせいでメアリー達の中が崩れていき、ナルシス卿がうざくて仕方ないシーズン2前半でした。

 

グリア

さて、前半のストーリーの大きな核となるのが宗教問題です。ナルシス卿のせいでプロテスタントカトリックが対立し、奮起します。このいざこざに巻き込まれたのがメアリーの女官グレア。グレアはなんと反逆者として城を追い出されてしまいます。命だけは助けてもらえますが、身分も財産も全てを失います。どうやって生きるのだろうと思っていたら、驚くべきことに娼館のマダムになって、しかもそこそこうまくいって自立したことを喜びます。グレアにも色々とありました。 

 

ローラ

ローラはナルシス卿に気に入られた様子。しかもナルシス卿は変な趣味があって、ローラの入浴姿を見たがります(笑)ただローラは出産した子供をフランソワの子として認知してもらい、赤ちゃんにそれなりの身分と領地を与えられています。

ナルシス卿はフランソワの敵。

フランソワがローラとナルシス卿が親密になるのを許さないのも無理はありません。フランソワはローラを利用してナルシス卿を追いやろうともします。

シーズン1ではメアリーの邪魔するなとしか思えなかったローラ。シーズン2では、ローラは自立を望んでいるし、そこまでフランソワとメアリーの邪魔はしないし、割と賢そうな一面も見られて、私の中で少し株が上がりました(笑)

メアリーの女官たちの中では一番賢そうです。

あと、ナルシス卿はうざい存在ではあるものの、結構イケメンなんです(笑)背も高いし、顔もイケメン。

だからローラとの関係には興味を持ちます。

 

バッシュとケナ

シーズン1で無理やり結婚させられて始まりは最悪だった2人。でも結婚して割とすぐに2人はいい感じの仲になっていきます。シーズン2の最初の方でもラブラブ。バッシュはケナを気にかけているし、ケナもバッシュを本当に好きなようです。

でもバッシュは王の副官としての任務があり、なかなかケナと一緒に過ごしてあげられないため、だんだんとケナが不満を持ち始めていそう…。

 

話をメアリーとフランソワに戻すと、フランソワが城を開けているときに、フランソワがナルシス卿に脅されて下した勅令のせいでプロテスタントが反旗を上げ、フランソワを殺しに城に入り込みます。衛兵のふりをして入り込んだ反逆者たちはフランソワを殺そうとメアリーの眠る寝室に侵入し、結果的にフランソワがいないことがわかり、逃げていきます。しかし、逃げる前にメアリーはその男たちにレイプされてしまいます…。

なんとか命は助かり、寝室から味方を探しに出てきたメアリーを見つけてすぐ、メアリーの身になにが起こったのかわかったのはカトリーヌでした。

自身も同じ経験のあるカトリーヌは、王妃として負けないようにと言い、メアリーが立ち直る助けになることを約束します。

 

メアリーは何事もなかったかのように振る舞い、ことを収めますが、大きなショックでフランソワと向き合えなくなります…。

フランソワはやっとナルシス卿の問題を解決し、メアリーとの仲を取り戻せると思って城に戻ってきましたが、メアリーに事実を聞き、守ってやれなかったことを悔やみます。

メアリーは今回の事件はフランソワの決定のせいだからと、フランソワと事件を結びつけて考え、恐怖のあまりフランソワと部屋を分けてしまいます。

 

ここまでが前半です。

せっかくナルシス卿に脅される恐れがなくなり、フランソワがメアリーと共に統治できる状況になったのに、悲惨な事件が起きてしまい、本当に悲しくて仕方がありません。

メアリーは可哀想だし…。トラウマがなかなか消えそうにありません。無理もないです。

 

後半も不穏な匂いがします…。

 

 

 

 

 

海外ドラマ「REIGN/クイーン・メアリー」シーズン1感想*ネタバレ

⚠️ネタバレですのでご注意ください⚠️

海外ドラマ、「クイーン・メアリー」シーズン1の感想をざっくり書きます。(1話ずつではありません)

 

シーズン1では、スコットランド女王メアリーが婚約していたフランスの王子、フランソワと結婚して共にスコットランドとフランスを守ろうと奮闘するといった感じのストーリーです。

 

とはいえ結婚するまでにも色々あり、結婚してからも色々あり、簡単に説明できません(笑)ですので自己満になりますが、思い出した部分を振り返っていきます。

 

まず、スコットランド女王のメアリーは幼少期から敵国などから命を狙われ、同盟を結んだフランスの保護の元、身を隠して育ちました。そして毒殺されそうになったことをきっかけに、成長したメアリーは子どもの頃一緒に遊んだ思い出のあるフランソワと結婚する目的を果たすため、身を隠していた修道院を去ってフランス宮廷へ戻ることとなります。

 

ここからが始まりです。

 

幼馴染のフランソワとの再会を喜ぶメアリー。しかし、当のフランソワは初めはメアリーとの結婚にあまり積極的ではない様子。おまけにフランス宮廷は陰謀だらけでメアリーは信じられるものがなく、孤独を感じます。

 

ところでこのドラマで多くの役割を果たす登場人物の1つがメアリーの女官たちです。彼女たちはスコットランドにいた頃のメアリーの友人たち。貴族と大富豪の娘たちで身分が高いです。だからスコットランドの女王といえどメアリーとは割と対等な友人関係を築いています。それはいいとしても…。メアリーの女官たち、揃いも揃ってろくなことをしません…!!途中で殺されてしまうエイリーは多分何もしていないはずですが(盗みをしてたような気もするけどメアリーとの策略だったような…曖昧)、他の3人は色々と面倒を起こしています。ケナはフランソワの父である王の愛人となるし、グリアは厨房係といい仲になって噂になり、ローラに至ってはまあ色々事情があったにせよ、メアリーとフランソワが一時別れてしまった時にフランソワと一夜を共にし、妊娠してしまいます。ほんとにこの子たちを連れてきてよかったのか…?いや、教養あるのか?この子たち…。と、何度となく私を不審がらせた女官たちですが、メアリーにとっては孤独なフランスでの生活の支えとなる大事な存在であったそうです。

 

さて、フランソワとメアリーに話を戻すと、初めは乗り気でなかったフランソワがしばらくするとメアリーを好きになり始めます!!しかし政治的な問題がありなかなかうまく結婚へとことが運びません。そしてそれ故フランソワとメアリーの仲も不安定に。フランソワはメアリーも大事だけど、第一にフランスのことを考えるのです。そんな中、翻弄されて困惑気味のメアリーの前に現れたのがバッシュです!!バッシュはフランス王とその愛人の間に生まれた庶子で、フランソワとは腹違いの兄弟という関係です。メアリーのことが好きなバッシュは、色々あって落ち込むメアリーを気遣います。そして私の好みはどちらかというとバッシュなのです…!だってバッシュの瞳が美しい…。あの瞳にやられます。

フランソワは正直に言うとそこまでイケメンとは思えませんでした。最初は。でもだんだんかっこよく見えてくる不思議…。ははは。メアリーを愛おしげに見つめる時のフランソワが好きです。すごく優しい顔でメアリーを見ているときだけフランソワもイケメンに見えます!私には(笑)もしかすると他の人には普通の時もイケメンに見えるのかもしれないし、そうでもないかもしれません。そこは好みの問題なので(笑)

まあそんなわけで、フランソワとバッシュがメアリーをめぐって様々な出来事、というか事件が起こるわけですが、最終的にメアリーはフランソワを選びます。途中色々あってバッシュがメアリーと結婚、フランスの次期王に、なんて流れにもなるのですが、状況が変わって、結局メアリーとフランソワがめでたく結婚します。事情があるにせよ、メアリーがバッシュをその気にさせといて、結局全てを失わせたのは可哀想でした…。しかし、メアリーが途中でバッシュにいったのには訳がありました。それはフランソワを守るためでありました。詳しくはその他感想で。それにしても、大好きなメアリーと結婚してフランスの王になることもできるなんて夢みたいなことを一時はバッシュが手に入れかけたのに、全てを失ったのは可哀想。しかもバッシュはなぜか父であるアンリ王の愛人ケナと無理やり結婚させられます。(ケナはメアリーの女官です)アンリ王が精神的におかしくなってしまったからです。おかしくなったアンリ王に無理やり結婚させられた時のケナはもうそれはそれは悲痛な表情で大泣きしながら結婚式(確か、思いつきで即席の結婚式でした)を行なって、ケナも可哀想だけど、そんなに泣かれてバッシュも可哀想でした…。バッシュだってまだメアリーが好きなのに。ケナがあまりにも泣くからそんなにバッシュが嫌なのかよ…と、本気でバッシュに同情しました。

ケナはきちんと高い身分のある人との結婚を望んでいましたから仕方ないですけどね。バッシュは庶子なので特に身分もなく、領地も持っていません。

 

一方、結婚後のメアリーはフランソワとはラブラブなものの、祖国スコットランドの問題とフランスの問題の板挟みにあい、こっちはこっちで大変そうでした。「メアリーのためなら何でもする、フランスよりもメアリーを優先するよ!!」スタンスのバッシュとは違い、フランソワはメアリーのことも大事だけど、フランスが第一、というスタンスなので、メアリーは苦労します。政略結婚だから国と国の思惑に翻弄されてしまうのは仕方がないのかもしれません。

 

フランスの問題といえば乱心のアンリ王です。

アンリ王は乱心しているため、様々な問題を引き起こし、最終的にはイングランドを手に入れるためにメアリーと自分自身が結婚しようとするまでおかしくなります。そしてなんと、フランソワがアンリ王を暗殺してしまいます。メアリーと自分とフランスを守るために、誰にも言わずに。

そしてフランソワが王になり、メアリーとフランソワのフランス、スコットランドの統治が始まります。

 

最後はペストの危機が迫って、なのにフランソワはローラの赤ちゃんが自分の子だと知ってペストが流行っている村にローラを助けに行ってしまう。それにメアリーは怒って…。

って感じで確かシーズン1は終わったはずです。

 

<その他感想>

クラリッサ

クラリッサはフランソワの母、カトリーヌの第一子ですが、顔にあった痣を取ろうとして失敗し、顔が崩れてしまって、それが悪魔のキスだとか何とかで迫害される恐れがあり、カトリーヌの娘として育つことなく、城の秘密の通路でひっそり暮らしている少女です。カトリーヌ王妃はそのことを知らず、存在を知ってるからもクラリッサの心を傷つけたせいで、フランソワの弟たちをクラリッサが誘拐する事件があります。その際にメアリーがクラリッサを殺してしまいます。実際は死んだとみせかけて実は生きてたわけですが。でもメアリー、それまでピンチの時に散々クラリッサに助けてもらっていたんです。なのに殺しちゃって、しかもそんなに悪びれることもなく、死体を置き去りにして去っていきます。クラリッサ、本当に哀れでした…。

 

 

フランソワ、メアリーと結婚すると死んでしまう説

これはシーズン1のストーリーのかなり大きなキーでありました。なのにその他感想に追いやってしまいごめんなさい(笑)メアリーがフランソワとなかなか結婚できなかった理由の大きなものがこの予言でした。カトリーヌ王妃が信じているノストラダムスによると、メアリーとの結婚がフランソワに死をもたらす、ということでした。それでカトリーヌ王妃はあの手この手でメアリーとの結婚を阻止してきます。そしてこの予言を知ったメアリーはフランソワを守るためにバッシュと結婚しようとします。でもそれはフランソワからフランスまでをも奪ってしまうかなりひどい仕打ちだと思いました。実際、自分は何も失うことのない方法ですから、結構メアリーも都合いいな…と思ったけど、それくらいないと、女王は務まらないのかな(笑)

で、結局この予言は誤っていることがわかりました。それは、ノストラダムスがフランソワをカトリーヌ王妃の第一子と思っていたために起きた予言の読み違えでした。予言では、カトリーヌの第一子が死ぬことになっていたので。

 

だけど、クラリッサが実はまだ生きている可能性が浮上し、まだ安心できない感じです…。

 

ダークネスとか宗教とか色々

なんかダークネスが地味に問題がありましたが、そこはよくわかりません。なんとかという森はかなり危険で、ダークネスがいるとかなんとか。それには宗教が絡んでいた感じでした。ダークネスはバッシュが解決したような気がします。

宗教はシーズン2につながる問題が起きそうな感じで終わりました。

 

ローラ、フランソワの子を妊娠

ローラは先に書いたように、フランソワの子を妊娠します。でもローラは愛人になるのではなく、本当に愛する人と結婚して幸せになることを望んでいます。フランソワとは一夜の慰め合いであり、メアリーとのこともあるのでローラはかなり後悔します。子どもを下ろそうともしますがメアリーが止めに入り、フランソワには秘密にするとの約束もします。メアリーは、ローラが自由を望む以上、ローラの秘密を守ります。そして妊娠していることを分かった上で結婚してくれる相手をローラは見つけますが、結婚後色々あって別れ、結局ペストが流行っている時期に村で出産しそうな感じで終わります。

 

私はシーズン2まで今の所みましたが、シーズン2も色々とドロドロの展開です。いや、本当に。

映画「17歳」感想

フランソワ・オゾン監督の映画です。

この映画を観た後、よくわからない気持ちになりました。

主人公の気持ちがわかるようなわからないような。

分かる気もするし、でもやっぱり分からない。

 

海辺で彼女が自分を見ているもう1人の自分を見るところが一番印象的でした。

あの感覚は何となく分かる気がします。

 

自分を客観的に見ているもう1人の自分が心の中にいて、自分を冷ややかに見ている。もう1人の自分が自分を軽蔑している気がして、自分が何者なのか分からなくなる。自分が自分でないような、よく分からない混乱した気分になることたまにありますよね。

 

自分がしていることが何なのか、どうしてしているのか、何をしたいのか、そもそも一体自分とは何なのか。

 

彼女が休暇を終えた後、売春を始めたのが何故なのか、それは理解できません。多分17歳だった頃の私が、彼女ほど繊細ではなかったから。

 

何故なのか、理由をはっきりさせないところがこの映画のすべてなのだろうと思います。何故なのか、それを思い思いに考えることこそが、この映画の楽しみ方であって、答えなんてないのでしょう。

 

ラストの若い娘と老いた女の対比も、私にはよくわかりませんでした。どちらも美しい、そういう意味でしょうか?

 

それにしても主人公が美しい。