日々の事。ときどき映画

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「風と共に去りぬ」感想④

〜スカーレット〜

 

以前スカーレットは我儘なだけではなく、意外と情もあると書きましたが、それを裏付けるエピソードが他にもあります。

 

スカーレットは黒人への差別意識があまりありません。今でこそ人種差別はあってはならないという認識が広がっていますが、当時のスカーレットの周囲では少なからず格差があったと思われます。 

 

しかし、スカーレットは黒人であるマミーに大切に育ててもらったこと、他の使用人たちも忠誠心の強い信頼できる人たちが多かったことから、彼らを本当の家族として大切に思っています。

だからこそ、父親の形見である時計をポークにあげたし、罵られたピーター爺やを庇いました。

スカーレットはポークが誰よりも父親に尽くしたことをわかっていたし、ポークの気持ちや父親の気持ちを汲み取って、時計をポークに渡すことにしたのでしょう。

 

こういったところからもスカーレットのしきたりに縛られない、合理的な考え方をするところが伺えますが、それと同時にスカーレットの情の深さも感じます。